ディープピーリングをするなら、静脈麻酔も可能な美容皮膚科がいい?
肌表面にある古くなった角質を除去するピーリング。この言葉は、皮をむくという意味の英語「peel(ピール)」からきています。
ピーリングジェルなど市販品も多くありますが、美容皮膚科のピーリングと市販品を使ったピーリングは、効果に大きな差があると言われています。
美容皮膚科で行うピーリングは、ケミカルピーリング、浸透型ピーリング、そしてレーザーなどマシンを使ったピーリングの3種類です。市販のピーリングジェルには、AHAやBHAが入っていますが、有効成分の含有量が少ないため、美容皮膚科のピーリングに比べると効果がマイルドになります。
美容皮膚科で行うピーリング中でも、ケミカルピーリングや浸透型ピーリングはピーリング剤の濃度を医師が調整できますが、この濃度を濃くした、より効果の高いピーリングがディープピーリングです。
ディープピーリングでは、使用されるピーリング剤が真皮にまで及ぶこともあるため、色素沈着等の副作用が起こる可能性が高くなります。
そのため、美容皮膚科を選ぶときには、これまでに行った施術数や医師の評判などをしっかりと調べてください。また、ピーリング剤の濃度が上がると、ヒリヒリとした痛みを強く感じる人もいるかもしれません。痛みが心配な場合は、笑気麻酔や静脈麻酔を用意している美容皮膚科を選びましょう。
ただし、麻酔を行うと、トータルで施術にかかる時間が長くなるというデメリットがあります。
一般的に、ディープピーリングは、月1回の施術をトータル5、6回くらい受けると効果があらわれると言われています。ダウンタイムについては個人差がありますが、長くても3日間程度の場合が多いです。
ピーリングの後は、肌のバリア機能が一時的に低下するため、肌が乾燥しやすくなります。そのため、保湿剤で十分に保湿することが必要です。また、帽子や日傘などで紫外線対策を必ず行いましょう。さらに、顔を洗うときには、力をいれて肌をこすらないように注意してください。