とことん美容皮膚科
ドライシンドロームによって起こる色素沈着

ドライシンドロームによって起こる色素沈着を、美容皮膚科で改善

人間の体に起こる無数の乾きによる不調。主にドライマウス(口の渇き)、ドライアイ(目の乾き)、ドライスキン(肌の乾き)、ドライバジャイナ(膣の乾き)の四つを指す症状を「ドライシンドローム」と言います。人間の体を守ってくれる唾液や汗、涙が減少することで、いろいろな症状が現れるようになるのです。

このうちドライスキンは、皮膚の水分や皮脂量が不足することで皮膚が乾燥することを言います。
乾燥は皮膚のバリア機能が低下した状態なので、単に肌がかさつくだけではなく、肌荒れやかゆみ、赤みなどが出るようになるのです。色素沈着も、ドライスキンによく見られる症状です。

肌のバリア機能が低下したことで皮膚がダメージを受けやすくなり、ターンオーバーが乱れ肌の生まれ変わりが十分に果たせなくなってしまうのです。結果、本来であれば排出されるはずの色素が皮膚の中に残り続け、色素沈着を引き起こします。

美容皮膚科での乾燥治療の一つがイオン導入です ドライスキンが原因で起こっている色素沈着を改善するには、乾燥そのものを改善していくことが重要になります。美容皮膚科での乾燥治療の一つがイオン導入です。
スキンケアだけでは吸収されにくい有効成分を肌の奥にまで届けることを目的とした施術で、ただ肌に塗布する場合と比べて百倍効果があるとも言われています。イオン導入では、肌に微弱な電波を流すイオン導入器を使い、水溶性の有効成分を肌の奥にまで届けます。治療時間が30分ほどと短く、施術直後からメイクできるというメリットもあります。

ケミカルピーリングも、乾燥肌を改善するためによく用いられる施術です。
安全性の高い化学成分を肌に塗布し、不要な角質を取り除いて肌のターンオーバーを促します。ニキビや毛穴の黒ずみ、くすみにも効果があるため、こうした肌トラブルを抱えている人におすすめです。

また、イオン導入とケミカルピーリングを同時に行うことも多いです。ケミカルピーリングで角層を剥離してからイオン導入を行うと、薬剤がより浸透するため高い効果を得ることができるのです。