美容皮膚科でマイクロダーマブレーションをやってみよう
美容皮膚科で可能なお肌の手入れとして、マイクロダーマブレーションという治療方法が存在しています。どのような治療なのかと言うと、肌の表面の古い角質を削り取ることで皮膚の代謝を促進し、美しい状態の皮膚へと入れ替わらせるという内容になっています。
肌の角質は専用の機械を用いて削り取っていきますが、その機械にはダイアモンドの微粒子を吹き付ける効果があり、その微粒子を利用することで肌を削ることを可能にしています。
経歴としては1980年代にヨーロッパで完成した治療で、1990年代から普及が進んだことで日本でも知名度を上げていき、現在では肌治療の定番の手段の一つとして定着しました。
肌を綺麗にする効果が注目されやすいですが、肌を削り取る性質から凸凹な状況になってしまいがちなニキビ跡の改善や虫刺されの除去などにも高い効果を発揮します。
治療の際には多少のピリピリとした感覚を覚える場合もありますが、大きな痛みが生じることはないので敏感な人でも気軽に治療をしやすい点も魅力的です。また、麻酔などを用いることもありませんので、薬物などに対して抵抗感のある人でも行いやすい治療と言えます。
治療後には肌が多少赤くなるなどの症状が出ることがありますが、健康に被害のあるような副作用が発生することはありません。そのため、不安に怯えて生活するような心理的な負担も抱えなくても済みます。
肌の治療方法としては高度な専門技術が必要ないことや機械の利用が比較的楽であることから、自宅でマイクロダーマブレーションを行える家庭用の専用機械も多く発売されています。
しかし、肌に関する専門的なアドバイスを受けられる美容皮膚科で治療をすることは、安全面を考える場合では優位性があります。理由としては、マイクロダーマブレーションは治療後も定期的なメンテナンスが必要となってくるので、美容皮膚科に通う習慣を身に付けた方が治療を続けるモチベーションを維持しやすいためです。